【C++で3Dゲーム】1.序文
投稿日:2024-03-20
最終更新日:2024-03-24
本シリーズの目標

本シリーズの目標はC++で3Dゲームを作るための本(後述)が理解できるようになることです。

注釈書のような立ち位置を想定しています。

C++を始めた動機と本シリーズ立ち上げの経緯
summary
C++を始めた動機:気になったから
本シリーズ立ち上げの経緯:参考書籍が難しかった

3Dゲームを作りたいだけならUnreal EngineやUnityなどのゲームエンジンを使ってあまりコーディングを意識しないで作ることは可能です。

しかし、私はこれらのゲームエンジンがなぜ3Dゲームを作れるのか、ひいては3Dゲームがどのように作られているのかということが気になりました。

Unreal Engineについて調べるとC++という言語を使って作られているそうなので、C++で3Dゲームを作れるのだろうと考えて、C++でのゲームプログラミングについて調べたのですが、あまりその類の情報は出てきませんでした。

私が見つけられた書籍は「ゲームプログラミング C++」(2018, Sanjay Madhav 著, 吉川 邦夫 訳, 今給黎 隆 監修)の一冊のみでした。(以下、この書籍を参考書籍と呼びます)

確かにこの書籍にコードについての説明は載っているのですが、C++の入門書を読破した程度ではわからないと感じる部分が多く、かと言って橋渡し的なレベルのテキストも見つからず…

(ヨクワカラナイ本あるあるの、前提となるレベル高すぎ問題…。いろいろ割愛してこの分厚さなので仕方ないことだとは思います)

C++初心者たる私は環境構築を始めとして各所で躓きました。

躓きポイントを解消するために、いろいろと調べたり、考察したり、試行錯誤したりしましたので、その記録を残しておこうと思います。

公開するつもりは無かったのですが、周りから「公開してみたら?」とさんざん言われたのでブログ形式で書くことにしました。

同じようにC++で3Dゲームを作りたいと考えている人の注釈書として役に立つ…かもしれません。

本シリーズの形式

先述の参考書籍に載っているコードを記事内にそのまま書くのは権利的にマズいので、各所に対する解説をするというよりはC++の知識を羅列し、参考書籍とのつながりは読者に委ねるという感じになります。

各項目はそれだけでもC++の知識として意味を持ちますが、参考書籍があった方がいいので買いましょう。

(参考書籍様に媚びを売ってお目こぼしを狙う!!)

私のスペック

前提知識の差が「わからない」を生むと思うので、当時の私がどの程度の者であったかを書いておきます。

一個人が趣味でやっているだけなので、間違っている可能性があることをご了承ください。